ウンコの教科書

臭い、汚いと嫌われがちなウンコ。でもウンコについて知らないことだらけ。知りもしないで嫌うなんて許せない!というわけでうんこについて調べてみました。

臭いウンコはどうにかならないの?

ウンコが好きな人ってほとんどいないと思います。その理由についていろいろ考えてみると、やっぱりあの臭いが嫌われる最大の原因だと思うんです。

逆を言えばどうやったら臭くないウンコができるようになるのか?ご紹介しますね。

 ウンコが臭い原因

ウンコはどうやって作られているの?でも書いたように、ウンコの臭いの原因はタンパク質がアミノ酸に分解される時にできるスカトールインドールという物質です。

タンパク質の中でも特に動物性タンパク質がウンコの臭いを強くしてしまいます。
それは動物性タンパク質と同時に脂肪も摂取してしまうため、消化される段階で過酸化脂質という物質に変化して、こちらも強烈な臭みを発生させるからです。

つまり普段から肉をたくさん食べる人ほどウンコが臭いというワケです!

逆に野菜中心で肉や魚を適度に食べる人のうんちは本当に臭気が弱く、腸内環境が正常に保たれている証拠に、ウンコの色も明るい茶色になるそうですよ。

肉ばかり食べている人のうんちは黒みがかっているので、ウンチの色からもその人の食の好みがわかるんです。

臭くないウンチにできるか?

臭くないウンチというのは健康な生活をおくる人にはほぼ不可能な話です。

完全に野菜だけを食べているベジタリアンの人なら臭いはとても少ないでしょうけど、それでは体の健康が保てなくなる恐れもありますから。

肉を食べないといけない理由

肉を食べるとコレステロール値が上昇するから控えなさい、といった話を聞くこともありますが、これは間違い。
コレステロールも摂りすぎるのはもちろんいけませんが、適度な量が無ければ私たちの体を正常に保つことが出来なくなってしまいます。

コレステロールはホルモンや細胞膜の原料になります。
コレステロールが不足すれば生殖能力の低下や細胞の正常な機能が阻害されてしまうこともあり得ます。

良好な腸内環境に保てればウンチは臭くなくなる

肉を食べる限りウンチの臭さは無くなりはしませんが、かといって強烈なにおいに悩まされる事はある程度の生活習慣によって避けることが出来ます。

ウンチの臭いを抑えるカギは、ズバリ!「腸内環境」を整えること。

腸内環境とは、私たちの大腸にいる腸内細菌を理想的な状態に保つことで腸内を弱酸性に保ち、腸の働きを活発にして排便をスムーズにしていくことです。

悪玉菌が便を腐敗させ、悪臭を強烈にする

腸内細菌には善玉菌と悪玉菌がいることはご存知ですよね?腸内は善玉菌が増えると腸内は酸性に、悪玉菌が増えるとアルカリ性に偏ってしまいます。

悪玉菌は食べかすを腐敗させる働きをするため、便の臭気はより強烈に!!逆を言えば腸内の善玉菌を増加させ、悪玉菌を減らしていければ、ウンチの臭さは収まっていくんです。

また善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)は乳酸や酢酸を腸内で産生しますが、この酸性物質が腸の内壁を刺激して腸の運動を活発化してくれます。

腸が活発に動くことで便の元となる食べかすや腸から剥がれ落ちた細胞、腸内細菌などはスムーズに直腸の方へ押し出され排便されてしまいます。

腸内にとどまる時間が短いほうが便の腐敗を抑えられるため、臭みが少なくてすみますよ。

腸内環境を改善し臭いウンチからサヨナラするには?

腸内を善玉菌優位に!と書きましたが、ウンチが臭いと今悩んでいるなら、あなたの腸内は悪玉菌だらけかも?

善玉菌優位の状態に変化させるには腸内に善玉菌をたくさん摂り入れること!そして腸内にいる善玉菌を増やすことも考えて行ってください!

善玉菌を摂取するにはヨーグルトなどの乳製品が手軽ですが、脂質やカロリーもそれなりなので、ダイエットも気になるという方にはあまりお勧めできないんです。

また食物繊維やオリゴ糖といった腸内の善玉菌の栄養になりその増殖を助ける成分もヨーグルトには含まれていません。

乳酸菌サプリなら善玉菌+善玉菌の栄養の両方が摂れる

そこで注目したいのが乳酸菌サプリメントです。

乳酸菌サプリなら善玉菌の乳酸菌やビフィズス菌をヨーグルト以上に摂れますし、オリゴ糖や食物繊維も一緒に配合してくれている製品もあるので、腸内環境改善には持って来いだからです。